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下肢静脈瘤に対する血管内治療を開始しました

2015年03月31日

当院は2014年9月から高周波治療機器による血管内焼灼術を開始し、これまでよりも患者様への負担が少なく、確実に静脈瘤をきれいに治療することができるようになりました。

下肢静脈瘤とは

下肢静脈瘤のタイプ下肢静脈瘤は、足の表在静脈の弁の機能不全による“血管”の病気です。足の静脈には、重力に逆らって血液を心臓に返すために逆流防止の弁があります。この弁が壊れて逆流した血液が静脈にたまり、静脈がこぶのようにふくれた状態をいいます。

合併症

下肢静脈瘤症例写真血管の内圧が上がってむくみやだるさなどの症状が起こり、長期間経過すると合併症をきたすこともあります。

  • 浮腫(むくみ):午後にひどくなるむくみ、圧迫で指のあとがつくこともあります
  • 色素沈着:皮膚に茶褐色の色が付いてきます
  • 湿疹、皮膚炎:皮膚がざらざらしたり、赤くなったりして、かゆくなります
  • 脂肪皮膚硬化症:皮下脂肪が硬くなります
  • 皮膚潰瘍、出血:皮膚にキズができて治らなくなり、出血することもあります
  • 血栓性静脈炎:静脈瘤内に血液の塊が出来て炎症を起こし、痛みを生じます

要因

下肢静脈瘤の三大要因は、1.立ち仕事、2.妊娠・出産、3.遺伝 です。
特に、棒立ちは下肢の静脈への負担が大きく、理容師・美容師・調理師・板前さんなどに多くみられます。
女性は、第2子・第3子出産後に起こりやすいと言われています。
親が下肢静脈瘤の方もなりやすいようです。

下肢静脈瘤に対する血管内治療

血管内治療とは

血管内治療オペの様子血管内治療は、静脈の中に極細の管を通して、レーザーや高周波の熱で静脈をふさいでしまう方法です。
従来から行われている静脈抜去術(ストリッピング手術)では、太ももの付け根から膝下までの静脈を手術で取り除くために、二か所以上の切開創が残り、また内出血が広範囲に出現しますが、血管内焼灼手術は、傷の痛みや出血が少ないため、いわゆる低侵襲治療(痛みや傷など体への負担が少ない治療)と呼ばれる治療です。

 

当院における血管内治療

高周波治療機器当院は2014年3月に下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の実施基準による実施施設の認定を習得し、9月から高周波治療機器による血管内焼灼術を開始しました。
下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術は、2011年1月から保険適用となっています。当院ではレーザー治療よりも侵襲の少ない高周波治療機器(Venefit Endovenous Closure System)を導入しました。

血管内治療Q&A 

脚に傷跡が残りませんか?

血管内治療では、針の跡だけです。また、蛇行した静脈瘤の切除の際には、2~3mmの非常に小さい傷で特殊な器具を使って静脈瘤を切除する方法(スタブ・アバルジョン法/Stab avulsion)を導入しました。これは、傷が小さく皮膚縫合をしないため、小さな傷跡しか残りません。
血管内治療やストリッピング手術とこの方法を組み合わせることで、従来より確実に静脈瘤をきれいに治療することができるようになりました。

静脈瘤の患者さんすべてに血管内治療が可能ですか?

静脈瘤の検査すべての方にできるわけではありません。静脈瘤の治療には、弾性ストッキングによる予防から、高位結紮や硬化療法などもあり、外来での血管エコー検査、MRV(MRIによる血管撮影検査:造影剤は必要ありません)などで、患者さんにとって最も良い治療法を選択し提案させていただいています。
詳しくは血管外科外来にご相談ください。

入院はどの程度必要ですか?

片足なら当日の朝に入院して夕方帰ることが可能です。

麻酔はどのようなものですか?

静脈麻酔と大量低濃度局所麻酔で行います。 

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