NST管理室
当院では、患者さまの適切な栄養管理を行うと共に『食べて治す』ことを旨としてNST活動を推進してきた結果、2007年2月7日に日本静経腸栄養学会より「NST稼働施設」の認定を受けました。
NST(Nurtrition Support Team=栄養サポートチーム)とは、患者様の栄養管理を多職種で行うチームです。
チームのメンバー構成は、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・臨床検査技師・作業療法士など多職種です。
早期に栄養障害を発見し、それぞれの専門的知識や技術を持ち寄り、職種の壁を乗り越えて、適切で尚且つ質の高い栄養療法を提供し、早期に栄養状態を改善し、疾病の早期回復・QOL(生活の質)の向上などに繋げる事を目的に活動しています。
全ての疾患において、栄養管理をおろそかにすると治療の効果が減じてしまい、合併症や副作用がおこる頻度が多くなってしまいます。
当院では次の3チームを編成し活動をしています。


チーム編成

栄養サポートチーム
入院患者様一人ひとりの栄養状態を評価し、主治医や病棟看護師とともに栄養状態の把握をします。栄養管理が必要な方には1回/1週間、上記職種で編成されたチームメンバーが病棟をラウンドし、患者様の状態を見て適切な栄養方法を助言します。
摂食・嚥下リハビリチーム
栄養管理の基本は「口から物を食べる」ことです。多職種で構成されたチームで1回/1週間を回診を実施し、嚥下(飲み込み)に障害がある患者様が食べ物を摂取できるかを適切に評価を行い、食べられるお口の状態に保ち(清潔にし)安全に食べられるような環境を作ります。また、食べることが難しい患者様にも嚥下機能を保ち、向上できる個々にあった訓練をしています。
褥瘡対策チーム
栄養状態が悪いと床ずれ(褥瘡)ができやすくなります。褥瘡を予防すること、また適切に治療するために多職種を交え1回/1週間、褥瘡回診をしています。この回診以外にも、皮膚科の医師に連絡し、褥瘡の危険がある患者様に対し早期の対応ができるシステムで活動しています。
院内勉強会
2007年度
| 開催日 | 担当チーム | 担当職種 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 5月9日 | 栄養サポート | 医師 | 栄養療法の基本 |
| 第2回 | 5月23日 | 摂食嚥下リハビリ | 看護師 | 摂食・嚥下障害看護 ~看護の分野にできる事~ |
| 第3回 | 6月13日 | 褥瘡 | 看護師 | 当院の褥瘡対策への取り組み |
| 第4回 | 7月11日 | 栄養サポート | 医師 | 栄養療法の基礎 |
| 第5回 | 7月25日 | 摂食嚥下リハビリ | 歯科医 歯科衛生士 |
病棟における歯科衛生士の 口腔ケア活動 |
| 第6回 | 8月8日 | 褥瘡 | 医師 | 褥瘡と『むれ』 |
| 第7回 | 8月22日 | 生活習慣病 | 医師 | 生活習慣病対策チーム |
| 第8回 | 9月12日 | 栄養サポート | 看護師 | 栄養管理実施加算の 現状と課題 |
| 第9回 | 9月26日 | 摂食嚥下リハビリ | 作業療法士 | 当院における 摂食・嚥下リハビリテーションの流れ |
| 第10回 | 10月24日 | 生活習慣病 | 歯科医 | 歯周病と生活習慣病 |
| 第11回 | 11月14日 | 栄養サポート | 薬剤師 | 簡易懸濁法 |
| 第12回 | 11月28日 | 摂食嚥下リハビリ | 看護師 | 経管栄養法 |
| 第13回 | 12月12日 | 褥瘡 | 薬剤師 | 褥瘡に使用する 外用薬について |
| 第14回 | 1月23日 | 生活習慣病 | 保健師 | 特定健診における 生活習慣病への取り組み |
| 第15回 | 2月27日 | 褥瘡 | 理学療法士 | 褥瘡とリハビリテーション |
| 第16回 | 3月22日 | 摂食嚥下リハビリ | 理学療法士 | 摂食・嚥下訓練と 理学療法の関わり |
NST講演会
| 開催日 | 2007年10月11日 |
|---|---|
| テーマ | 『地域の医療機関におけるNST活動の実際』 |
| 講師 | 藤田保健衛生大学七栗サナトリウム医学部外科学 緩和ケア講座 教授 東口 髙志 先生 |
2008年度
| 開催日 | 担当チーム | 担当職種 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 5月28日 | 栄養サポート | 医師 | 栄養療法の基本 |
| 第2回 | 6月25日 | 栄養サポート | 管理栄養士 | 経腸栄養剤の種類と特徴 |
| 第3回 | 7月23日 | 褥瘡 | 医師 | 褥瘡の基本 |
| 第4回 | 8月27日 | 摂食嚥下リハビリ | 作業療法士 理学療法士 |
摂食・嚥下訓練の基礎 摂食・嚥下訓練と理学療法の関わり |
| 第5回 | 9月24日 | 生活習慣病 | 臨床検査技師 | 隠れ糖尿病 HbA1cが変わる |
| 第6回 | 10月22日 | 栄養サポート | 薬剤師 | 簡易懸濁法 |
| 第7回 | 12月3日 | 褥瘡 | 薬剤師 理学療法士 |
褥瘡と外用薬 褥瘡とリハビリ |
| 第8回 | 1月22日 | 摂食嚥下リハビリ | 医師 | 嚥下内視鏡検査の実際 |
| 第9回 | 2月25日 | 生活習慣病 | 理学療法士 | メタボの運動療法 |
NST講演会
| 開催日 | 2009年3月25日 |
|---|---|
| テーマ | 『終末期の栄養管理』 |
| 講師 | 名古屋記念病院 武内有城先生 |
2009年度
| 開催日 | 担当チーム | 担当職種 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 6月24日 | 栄養サポート | 医師 管理栄養士 |
栄養療法の基本 病院食の種類と特徴 |
| 第2回 | 7月22日 | 褥瘡 | 医師 | 褥瘡とむれ |
| 第3回 | 8月26日 | 摂食嚥下リハビリ | 作業療法士 理学療法士 |
摂食・嚥下訓練の基礎 摂食・嚥下訓練と理学療法の関わり |
| 第4回 | 9月30日 | 褥瘡 | 看護師 | 褥瘡対策の実際 |
| 第5回 | 11月10日 | 栄養サポート | 医師 | 栄養投与経路について |
| 第6回 | 11月25日 | 褥瘡 | 薬剤師 理学療法士 |
褥瘡の外用薬について 褥瘡とリハビリテーション |
| 第7回 | 1月27日 | 栄養サポート | 医師他 | NST症例検討 |
| 第8回 | 2月22日 | 摂食嚥下リハビリ | 医師 | 嚥下内視鏡検査の実際 |
2010年度
| 開催日 | テーマ | |
|---|---|---|
| 第1回 | 9月22日 | 客観的栄養評価と栄養量の算出 |
| 第2回 | 10月27日 | NSTと栄養管理 |
| 第3回 | 11月24日 | 経腸栄養時の下痢・便秘 |
| 第4回 | 12月22日 | 静脈栄養の基礎(水・電解質) |
| 第5回 | 1月26日 | 静脈栄養の基礎 |
| 第6回 | 2月23日 | 病態栄養別輸液の管理(肝疾患) |
| 第7回 | 3月23日 | 摂食・嚥下障害患者の栄養管理 |
| 第8回 | 4月27日 | 褥瘡の栄養管理 |
施設認定
| 2007年2月 | 日本静脈経腸栄養学会『NST稼働施設』認定(2010年 更新) |
|---|---|
| 2007年9月 | 日本栄養療法推進協議会NST稼動施設認定『第2回暫定認定施設』(2010年 更新) |
研究会及び学会発表
| 2007年2月 | 第8回愛知NST研究会 発表 『電子カルテ導入に伴い作成した当院の栄養評価&管理計画システム』 |
|---|---|
| 2007年9月 | 第9回愛知NST研究会 発表 『NSTに歯科医師が参加してから』 |
| 2008年2月 | 第10回愛知NST研究会 発表 『NSTと介護施設との連携』 |
| 2008年9月 | 第11回愛知NST研究会 発表 ⇒ 最優秀賞 受賞 『NSTと介護施設との連携 ~NST外来で経過を追った1症例~』 |




